はじめに、皆さん こんな不便なお店のご利用 本当にありがとうございます。

    

    1人で全てを管理しています ところどころ 追いつかずの事があります。

    皆さんの ご理解に 感謝です! 

 

  

    興味ない方がほとんどだと思いますが すこしお話させてください

 

 

    

    ”北インドの環境”

 

大気汚染がひどい かなりひどいです。  どのくらいひどいかというと

ローカルな人々でも ストールで鼻と口を覆うほどです。 目には砂ぼこりが入り、大型トラックなど通るおおきな道路ではそれプラス排ガスです。 北インドですが。その空気の中で 土の中で 作物が生産され、売られ、買われ、食べられています。子供、大人、動物たちが生活しています。

帰国して 比較します。 やはり日本の空気は綺麗です。たとえ東京でも。

いかに自分たちの住んでいる所に ”恵”がたくさんあるのか それを忘れたくないなーと感じました。 ”水”に関して。 インドで泊まった宿では 歯磨きの水ですら 茶色です! 水道水は使えませんでした ミネラルウォーターです(私が外国人になるからとゆうのもありますが)

秋田では 水道水が透明! すごいですよね!(塩素はやばい、民営化になれば最悪ですが)世界ではあたりまえじゃないんで

す。

となりには、サトウキビ手動搾り機がありました 地面には さもないプラスチック製のバケツ。  中をのぞくと 茶色く濁った水です。  そうです このジュースは この濁った水で完成なんです。 物好きな自分は 一口だけ頂きました。飲んでしまった。。甘じょっぱい。。。(そのあとなんでのんだ!!って ガイドのインド人におこられる)

 

真夏には ひどい地域で 道路がとける程の暑さになるインド。

 

この条件のなかで 生活をして、たくましく生きている人間たちの人口が 今や世界第2位。

 

 

 

  ”人格”

 

 飛行機に乗るとすぐ 「あなたインド初めて?」って聞いてくる、とってもフレンドリーな感じです。 東南アジアへ行かれた方はわかると思いますが  あんなノリです。

街にでると 7割くらいは誰かと誰かが話をしてる感じです  都内の電車内とは 

真逆と言ってもいいくらいです。 一歩 宿の外に出たら すぐに話かけられます

日本語を話せる人は 商売目的がある可能性は高いです 英語は おじいさんでも話せます。

 街や駅のホーム、信号待ちの道路などで 半身のみの障害を持った方、目が見えない方、 たくさんの障害者の方に出会いました。

日本では リアルなものこそ隠される、隠されている  気がしてしまいました。

だって なかなか 見なくないですか? 半分体がなかろうと、足が、目が、手が 無かろうと 皆と同じラインで生活してます。電車乗ります 階段のぼります 道路にもいきます ものを生産します 揚げパン生産します ポップコーン作ります ビニールに入れます 子供に売りに行かせます  渋滞の車 一台一台にノックして 「買ってくれ」って。 ホームの階段で  知らない少年が 荷台に半身を乗せ その人の腕を引っ張り スロープを一緒に上っていくんです。  そんな光景が毎日見られました。

 

”助けられる近くの人が助ける”

 

都内だと 例えば、妊婦さん一人座らせてあげられない、ベビーカー乗り降りひっかかってるのに手伝わない  そこにためらいと 恥ずかしさ していいのだろうかってゆう考え方、、   なんか違いますよね 

インドの方 これ普通です いい事をしてあげた してやった とかじゃなく

こまってる人をみつけたら 「あなた大丈夫?」 手を差し伸べる。 温かいなーて思いました。

目をそらさない感じです。

でも それって 人の 本来の姿なのかな って思いました

こうゆうことをする大人がたくさんいて その行動、言動をまねる子供

すごいなーって  ある意味教育になってますよね

 

余談ですが 最近 都内線路に 自ら身を投げ入れ 電車が止まる事故 たくさんありますね。 そこで一人の人間が亡くなってる一方で それに対して ”舌打ち”をする人間がでてきているそうです。

人工知能とか 最先端の技術社会のある一方で ”人” の 本来の感覚 って ものすごく大切なんじゃないのかなと。

決して一言では言える問題でない事もわかってますが、、

 

例えば 1輪花があったとして  「綺麗だな」 って 感じるか  何も感じないか

 美しいものを見て美しいと 感じれなくなったら 終わりだなと、、

 

自分が社会にできることは 

五感を みなさんと高めていくこと

 

 

”インドにある恵”

 

  寝台列車に揺られながら いくつもの畑が目にとびこんできました 大きな木々 牛 野生のリス 野犬 鳥

 

   土がいいのか 畑では 小麦 菜花 ジャガイモ、、 街のマーケットでも古いリヤカーで 赤 緑 茶 多色の野菜が売られていました

 

  記憶に焼き付いたのが ”ニーム”の木です これは 歯磨きの木です  自分のガイドをしてくれたGuptaさん40代 が 幼少期 私たちはこの木の枝で歯を磨いていた と。 本当におもしろいお話でした。   これで!?  いまにも 手に届ききそうだったので コンクリート塀にのぼった私はそこから ジャンプして枝をとってみました。 どうやって??  ”噛むんだよ”   苦っ!!!

 何が面白いって こんなに 便利で もののあふれている時代  ほんの少し前には世界がちがったのかな とか 一気に想像がふくらみました  そうゆう意味では ”インド”とゆう国は いろんな意味で古き良き時代に会える場所(デリーとかは発展してるけど)なのかもしれませんね。

 

 ”ヘナに関して”

 

 インドに行く前に 出会い、 スリランカにもいって アーユルヴェーダって、、とか体験もしてみました

 今回インドへいってみてヘナは

  宗教的なものでなく 単なる 知恵である  在ったもの。

  これは すごくシンプルな事でした 

  ここに育つ恵の一つ  知恵のひとつ でしかない   とゆうことです

  それが 3000年~5000年歴史がある そこも素晴らしいですよね

  いつの時代も ひょっとしたら”老い”とか"健康"とか そうゆうものに執着し研究し実験し体験し くりかえしていたんですね。 なので インドの方からしたら  古いっ  て考えでしょうか。 外国人は目新しいと異文化に飛びつきますね  美容だけではないんじゃないかなと。 結局 ヘナは一種類なんです

 そこから ヘナを 多様化しようと 藍をまぜる まぜることで ヘナ独特のオレンジ色がうすまります。  そこからは ヘナの染色効果も薄まるわけです  でも生産者は種類を増やして作るんです 作らせてるんです   

 理解して頂けますでしょうか? こうなると ヘナは一色でしかないので 単体で できれば生産者の顔が見えるところから 仕入れたいと思うようになりました

 これも いろんな物事にあてはまるのではないでしょうか。

近くにあるから。 育ってたから。   ”シンプル”としかいいようがありません

ネットではいろんなことが書かれ 冷静に客観視できなっくなってそれを信じてしまう人も多すぎる  

 

 インドに行く前は ヘアカラーなどの 環境汚染が気になっていました  食事も オーガニックだ無農薬だとか 中途半端にいったりきたりして(笑) 

ですが あの空気の中で、茶色い川で洗濯をし、孤児は 人からもらったものをありがたく食べ、

あの状況を知ると 自分たちは いかに 清潔で生活できて 水と空気に恵まれ おいしい空気で野菜が作られ 食べられ  それで十分ではないのかなと思うようになりました。 ”除菌 無菌 殺菌”  衛生面でも まさにインド他外国では いろんな菌だらけです インドなんか除菌なんて無縁もいいところですよ(笑)

私の体はいろんな菌がもうはいってしまいましたよ(笑)ガンジス川に手もつっこんでるし(笑)ドブ色のサトウキビジュースも飲んだし(笑)

そんなかんじで免疫力もついて、体もたくましくなるのでは とも 感じてしまいます。

 

   インドの方々本当リスペクトです

"不自然がない"という意味でナチュラル 

日本の都心部ほど不自然はないですよね(笑)お金のためなのか魅せるための文化をつくってどーすんのってかんですよね!なんで本物だけのこしたり、まもったりしないんでしょうかね!魅力なんかだだ下がりですよね!

 

 

      こんなかんじで いろいろ感じてきました。 自分の頭の中を 常に柔軟にしておきたいなとつくづく思いました。 常に未完成のままで 進んでいきたいと思っています。

  

                                      店主  2019